日々子育てをしていると、パパの前に必ず1度は立ちはだかるのが「ワンオペ育児」です。ワンオペ育児は、共働きでの仕事の都合や、ママのリフレッシュなど様々な理由で起こります。
私自身も、夫婦がお互いに医療従事者ということもあり、仕事の関係で週に2日は2歳の娘のワンオペ育児をしています。ワンオペ育児をお願いされるときは、ママも事情があってのことなので、パパとしては快く引き受けてあげたいですよね。
しかし、仕事で普段からあまり子供の関われていないことや、家事などはママにしてもらっていることが原因で、ワンオペ育児に自信のないパパはたくさんいるのではないでしょうか。
そこで今回は、パパがいつワンオペ育児をお願いされても大丈夫なように、ワンオペ育児のコツとして「私がワンオペ育児に慣れるまで」「ワンオペ育児で時間と心に余裕を持つには」「ワンオペ育児でよく起こるトラブルと解決法!」の3点を中心に解説していきます!
私がワンオペ育児に慣れるまで
私は、今でこそワンオペ育児を難なくこなせるようになりましたが、慣れるまでは苦労の連続でした。元々、子供の相手が得意ではなかったこともあり、はじめはママからワンオペ育児をお願いされるたびに、負担に思っていました。
それでも共働きという選択をしている以上、ワンオペ育児は避けては通れません。何度も失敗を繰り返しながら挑んできました。しばらくは、子供と一緒に泣いたり笑ったりしながら、ワンオペ育児に奮闘する日々が続きました。
ある程度ワンオペ育児をこなせるようになってからは、こなすだけではなく二人の時間を楽しく過ごすためにはどうすればいいのかを考えるようになりました。
はじめから、ワンオペ育児を難なくこなせるパパは少ないと思います。多くのパパが私のように試行錯誤を繰り返しながらワンオペ育児に奮闘しているのではないでしょうか。これから後述する2つの要素をワンオペ育児の参考にしてみてください!
ワンオペ育児で時間と心に余裕を持つには
ワンオペ育児を成功させる秘訣は、時間と心の余裕をもち「パパと子供の両方が心も体も満たされていること」にあります。
パパのワンオペ育児で時間と心に余裕をもつためには、事前の準備がとても大事になってきます。どうにかなるだろうと思って何も準備していないと、余裕がない状態で育児をすることになり、うまくいかずにイライラしてしまうことになるでしょう。
具体的な方法として
・子供の生活リズムを把握する
・お昼寝時間でリフレッシュ
以上の2つがあげられます。
ワンオペ育児に不慣れなパパでも、簡単で取り組むことができるのでおすすめです。
子供の生活リズムを把握する
1日を通してワンオペ育児をスムーズにおこなうためには、おおまかな子供の生活リズムを把握し、1日のスケジュールを立てておくことが大切です。
普段は仕事などで、家に帰ると子供が寝ているといった状態のパパは、ママに1日の様子や、何を食べて過ごしたかなどを普段から聞いておきましょう。このような情報がワンオペ育児に挑む際に役に立ってきます。
普段から、生活リズムを把握しておくことで、ワンオペ育児で子供の機嫌が悪くなったときの対処をスムーズにおこなえ、パパと子供のストレスを少なくすることができます。
たとえば、私の子供の場合(休日)
6:00 起床・朝食(バナナ・ヨーグルト)
9:00 朝寝
12:00 昼食
13:00 昼寝
18:00 夕食
19:00 お風呂
20:00 就寝
日によって多少誤差はあるものの、これが基本的な生活リズムとなっています。
私がまだ子供の生活リズムを把握していなかったころ、朝寝をうながすのを忘れたことがありました。その結果、昼食の時間に眠たくなってしまい、ごはんを食べさせたい私と、眠くてそれどころではない子供で、どちらもうまくいかないことがありました。
理由がわからないと、子供とパパの両方が強いストレスを感じてしまいます。前述した体験の他にもこのことが原因で、「ママがいいー!」と何度も泣かれ「こっちが泣きたいよ」と何度も途方にくれることがありました。
そのため、子供の生活リズムを把握しておくとで、機嫌が悪くなったとき「そろそろお昼寝の時間だから眠いのかな?」「いつもなら夕飯の時間か」など、機嫌が悪い原因にいち早く気づいてあげることができます。ワンオペ育児を成功へ導くためにも、事前の準備としてぜひ取り組んでみてください!
お昼寝時間でリフレッシュ
育児を経験すると、子供の眠っている時間の大事さは言うまでもないですよね。子供が、いつもどのぐらい朝寝や昼寝をしているのかを把握しておくと、その間に家事や自分の趣味の時間にあてることができます。
私は、子供のお昼寝の時間が1~2時間あることを利用して、洗濯や家の掃除を済ませてしまうこともあれば、執筆活動の時間にあてるなどして過ごしています。
いくらワンオペ育児とはいえ、子供との遊ぶ体力や、気持ちに余裕をもって接するためにも、パパ自身が休む時間はとても大切です。お昼寝している時間を利用して1日の中で、自分の時間を確保しておきましょう。
ワンオペ育児でよく起こるトラブルと解決法
ここでは、ワンオペ育児でよく起こるトラブルと解決法について解説していきます。これらを知っておくことで、トラブルに素早く対応してワンオペ育児を成功させましょう!
食事はどうすればいいの?
ワンオペ育児で最も頭を悩ませるのが食事の問題です。我が家は、パパが普段から食事を作っているので問題ないですが、普段から料理をしないパパ達には大きな問題となります。
この解決法としておすすめなのが、ワンオペ育児のときは「子供の大好きな料理」を準備しておくです。はじめて食べる料理や、不慣れなパパが作った料理だとなかなか食べてもらえず、子供の機嫌も悪くなる一方です。
私の場合、ワンオペ育児の前には大好きなカレーやお好み焼きを準備して冷凍しておき、当日に解凍して素早く出せるようにしています。料理が事前に準備できない場合は、手軽なベビーフードなどを利用するのもよいでしょう。
抱っこを1日中迫られて何もできない!
可愛い子供のお願いですから、突然の抱っこの要求にもこたえてあげたいですよね。しかし、ワンオペ育児では、料理の最中、お風呂や寝る前の準備など手の離せない場面での抱っこは難しい場合もあります。こうったときは、私はお昼寝の時間や、テレビを見ている時間などを利用した。早めの準備で対応しましょう。
たとえば、私は昼寝の時間を利用して、お風呂や寝る準備を早々とおこなっています。また、前述したように料理も解凍するだけのものを使用したりして、なるべく子供の要求にこたえてあげられる時間を増やす工夫を行っています。
ワンオペ育児は、長い時間子供から目を離すことが難しいので、必要な準備は空いた時間にやっておき、事前の準備ができないものに関しては、素早く準備できる工夫をしておくがおすすめです。
全然寝付いてくれない!
ワンオペ育児に不慣れなパパにとっては、子供の寝ている時間は貴重な時間ですのでスムーズに寝付いてほしいですよね。
しかし、前述したように朝寝や昼寝の時間を利用するといっても、「そもそも寝てくれない」や「夜もなかなか寝てくれない」といった悩みは私の周りでもたくさん耳にします。子供寝付きの悪い理由にはさまざまなものがありますが、最もわかりやすいのは「運動不足」です。
そこでおすすめなのが「朝活」です。具体的には午前中に、しっかりと身体を動かすことです。私は、最近この「朝活」を取り入れたのですが子供の寝付きに関しては、効果絶大でした。
具体的には、朝寝のあと午前中の涼しい時間に、公園などでしっかりと身体を動かします。その後、昼食を食べるとスムーズに昼寝へ移行することができています。しかし、私の場合、あまりに一生懸命遊びすぎて、帰宅してからすぐ眠ってしまい、昼食のタイミングを逃してしまうこともあったので注意が必要です。
子供は日々成長し、1日の活動するエネルギーもそれにともなって増えていくので、寝付きが悪いことに悩んでいるパパはぜひ「朝活」を取り入れてみてください!
まとめ
ワンオペ育児はよく「1人でみないといけない」とネガティブにとらえられがちです。しかし、パパ自身が、時間と心に余裕を持つことができれば、ワンオペ育児を「かわいい子供を独り占めできる」とポジティブにとらえることができます!
ワンオペ育児をパパと子供の楽しい時間にするために、今回解説した「ワンオペ育児のコツ」をぜひ試してみてください!
ライター名
Nakashima
自己紹介
天真爛漫な2歳の娘を育てる現役看護師パパ。
夫婦共働きの関係で、週に2回はワンオペ育児をおこなっている。家事では料理を担当、得意料理は「ローストビーフ」。娘と2匹の猫が遊んでいる姿に日々癒されている。