誰かにわかって欲しい!男性側の気持ち

全国の”イクメン”の皆さん、お元気ですか?

 

毎日、育児・家事・仕事の両立、本当におつかれさまです。

 

この記事では他ではあまり語られない、男性側の本音を暴露していきたいと思います。

 

共感できることが多々あるんじゃないかと思います。

 

本音その1 自由時間がほしい

 

まずは軽い悩みから。

 

好きなことをする時間がなくなる、これは結婚・子育ての最も普遍的な悩みでもあるでしょう。

 

好きなテレビを観たい、ゲームがしたい、本やマンガが読みたい、音楽が聴きたい、カラオケ、ライブ、パチンコ、競馬に行きたい、etc.

 

それらあらゆる俗世の欲望に耐えられるようになったとき、初めて”イクメン”の仲間入りができることでしょう。

 

本音その2 必ずしも両立に悩んでいるわけではない

 

育児・家事・仕事、このうち2つだけでもなかなか大変ですが、3つとなると両立はたしかに大きな負担です。

 

時間は取られるし、疲れます。

 

ほとんどの男性は結婚して子どもをもつまで、育児と家事はやったことがない作業のオンパレードだからです。

 

家事にしても、ひとり暮らしを経験している男性ばかりではないですし、そもそもひとり暮らしの家事と共同生活の家事の要求水準は全く違います。

 

この基本的認識の違いが新たな夫婦間の火種になったりもします。

 

 

とはいえ、技術的なことは時間が経つうちに次第に慣れるもの。

 

日頃からさまざまな現場で作業効率を求める男性は、ゲーム攻略のように改善を重ねていきます。

なので、両立自体は比較的大きな問題ではないでしょう。

 

本音その3 しばらくは出番がない

 

いざイクメンを目指して張り切ろうとするのはいいですが、実際のところ、産まれたて直後はあんまり出番がありません。

 

仕方なく家事のサポートをするも、日が経てども経てどもなかなかしゃべらないわが子…。

やっと歩けるようになり、思い切り遊ぼうと思ってもすぐにスヤスヤ…。

 

小さいうちは寝ている時間がとても多いです。

 

子どもはだいたい(その時の課題を)親が忘れた頃にいつのまにか成長するもの。

 

気長に成長を待つとよいでしょう。

 

本音その4 子どもの気持ちがわからない

 

遊び回ったのも今や遠い昔。

子どもの頃の感覚や悩みを忘れているものです。

悪さをしたときはつい叱り過ぎ、自己嫌悪に陥ることも。

 

ジェネレーションギャップもあります。

昔とは環境が違うため、「みんなで適当に遊んできていいよ~」といっても、あまり乗り気でないわが子。

それもそのはず。

最近は少子化や、多くの子が習い事に通っていたりするので、遊ぶ友達がそもそも少なかったりします。

 

さらに、頼みの綱の公園が「ボール遊び禁止」「大声禁止」だったりしたら、いったい何をすればよいのでしょう?

 

結局、野外でもゲームに興じる子どもたち。

スマホなんてなかったですし、流行りも常識も昔と全く違います。

また、子どもが同性ならまだしも、娘なら考えていることがわからないのはなおさら。

 

必要なのは細やかなコミュニケーションだと気づくことで、あなたのイクメン度はさらに前進することでしょう。

 

本音その5 美味しいところはだいたいママ

 

なんだかんだ子どもはママが大好き。

泣き出したり、夜なかなか寝つけないときも、結局はママのところに行って解決することが多いです。

 

イクメン世代を知らない親戚の集まりにいっても、家事・育児の賞賛はだいたいママのもとへ。

 

「毎晩、俺が寝かしつけているのに…」と内心思っても、その真実は今の日本社会ではだいたい信じられないようです。

 

ちょうどあなたが「この会社では女性が活躍しています」と聞いてもにわかには信じられないのと同じように、その逆転現象が家庭でまさに起こっているのです。

 

イクメン本気度が高ければ高いほど、この悩みは大きくなることでしょう。

 

本音その6 気軽に悩みを話す相手がいない

 

だんだん核心に近づいてきましたが、いちばんの悩みはこれではないでしょうか?

 

イクメンが世に浸透したといっても、まだまだマイノリティ。

 

悩みを話せるような仲間は、近くにはまずいないのが常です。

 

しかも、ひとくちにイクメンといっても、その程度が違います。

 

3分野を器用に両立するスーパーイクメンもいれば、子どもと少し遊んだだけでイクメンの称号を名乗り出る輩もいるでしょう。

 

岩盤のように仲間意識が堅かった昭和の専業主婦たちと違い、一枚岩ではないイクメンはまだ集団意識が薄いといえるでしょう。

 

番外編 イケメンと語感が似ているが全く違う

 

イクメンという文字や言葉に接するたびに、”イケメン”と見間違うときも。

 

その度に(多くの男性は)がっかりするので、ややこしくないネーミングの登場に期待したいところです。

 

 

以上、こうしたイクメンの悩みはパタニティブルー、イクメンブルーと呼ばれるそうです。

 

”男はつらいよ”とかつて昭和の寅さんは言いました。

 

当時は、打ち明けられない仕事の悩みが男にはいろいろある、という意味だったと想像します。

 

あの頃の時代とはまた異なる悩みを背負っているのが我々イクメン世代と言えるでしょう。

 

そんな時代も、徐々に徐々に変わっていくとよいですね。

 

執筆:daddy-teddy

     イクメン世代の子育て中エンジニア。育児の悩みと解決策をお届けします。

 

 

 

執筆:daddy-teddy

     イクメン世代の子育て中エンジニア。育児の悩みと解決策をお届けします。

  • 2021-01-24
  • 310
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